木材の接合、ねじ止めについて解説します。こんばんは、まこと@virtualDIYerです。
DIYをしようとおもって真っ先に思い浮かぶ材料といえば?
木材とねじ。
ですよね?そのうち、今日はねじについてのお話。
実は、ねじにもたくさん種類があって、ホームセンターに買いに行くと
どれを使えばいいのだろうか、、、?
なんてこと、ありますよね~。
そこで一押しなのが、
コーススレッド
安くて簡単に扱える、
と、言うわけで、選び方と使い方を説明します!
目次
- 選び方—-見分け方
- 選び方—-長さ、太さ
- 選び方—-半ネジor全ネジ
- 使い方
1.選び方—-見分け方
まず、こちらの写真、どれがコーススレッドかわかりますか、、、?
正解は、2と6です。
見るところは、ねじねじの間隔(ピッチ)です。コーススレッドは、間隔(ピッチ)が広く、引き抜きに対する強度が釘の5倍と言われています。
2.選び方—-長さ、太さ
コーススレッドのサイズは、
4.2×90 (太さ(㎜)×長さ(㎜))
というような表記をされています。
長さは、取り付ける木材の厚みに対して二倍以上が適当です。
もちろん、締め付けたときに反対側から飛び出ないように。
太さですが、これは取り付ける木材が細い場合のみ気を付ければいいですが、幅の1/3以下のものを選びましょう。
3.選び方—-半ネジor全ネジ
写真のうち、1~4は半ネジ、5,6は全ネジと呼ばれます。(コーススレッドに限らず、全ネジと半ネジが存在します。)
上までねじがきってあるかどうかということですね。
基本的にあるなら半ネジを使いましょう。
なければ全ネジを使います。
理由は後ほど、使い方で説明します。
4.使い方
※適宜3DCGなどで説明していきますね。
①木材同士をボンド類またはクランプなどで密着させる。
ぴったりとくっつけて締めないと、隙間が空いてがたついてしまいます。
ここで、全ネジと半ネジの違いがあります。
次の図を見てください。
ネジが切ってある部分は、回転すると木材に食い込んでいくため
全ネジでは木材同士の隙間が変わりません。
半ネジでは、締め付けによって隙間が埋まります。
なので、半ネジの方が使い勝手がいいのです。
②下穴をあける。
木材が割れるのを防ぐため、です。コーススレッドは木割れしにくいように細いのですが、念のため。
太さは、コースレッドの太さの1㎜∼1.5㎜程度細いもの(コースレッド太さ4.2㎜なら、3㎜の穴)でよいと思います。
あまり太いとスカスカになってしまい、細いと穴の意味がありません。
③ドライバで締める。
頭まで埋まって、少し手ごたえが強くなる程度まで締めます。
ドライバで強く締めすぎると、ドリルみたいに穴を掘ってしまい、スカスカになるので、
無理にインパクトドライバなどで締めすぎないようにしましょう。
以上になります。
DIYするときには欠かせないコーススレッド、
選ぶのも使うのも慣れれば簡単なので、
どしどし使っていきましょうね~!