今日はDIYするぞ!まこと@virtualDIYerです。
本棚の制作を予定しているのですが、
今回、木ダボを用いた接合を試してみようかと思っています。
これは、写真のように、木の棒(木ダボ)を材の継ぎ目に仕込んで接着する方法なのです。
釘、ビスなどが表面に見えないため、仕上がりが綺麗なのが特徴です。
photo
綺麗な仕上がりが特徴なら 、、、、ちゃんとこだわって綺麗に仕上げた
いですよね。
そこで、精度のいい治具を作るところから始めたいと思います!
てなわけで、今回は木ダボ治具作りの設計編です!!
例に漏れず、CG回ですがお付き合い下さい。
目次 1.今回の目的 2.断面部分に穴を開ける治具
1.今回の用途
さて、本棚と言えばこんなものですよね。
この棚の、材の継ぎ目の部分にある、緑色の部材がダボです。
美しくはめるためには、図のように
- ぴったり横並び
- 穴の距離も一致
していないといけません。(手作業ではむっずいわ、、、。)
このため
Ⅰ:断面部分に穴を開ける治具
と
Ⅱ:それに対応する穴を板に開ける治具
両方が必要になってきます。
今回は Ⅰ の冶具を作っていきます!
さて、CGを用いて考えていきましょう!
※実際に作る棚については別で詳しくお話します。
2.断面部分に穴を開ける治具
この治具折角なら、ある程度汎用性があるものとして作りたいです。
そのために、この治具に求めらることは、
- 断面の中心に穴を開ける
- 基準線に対し対称に穴を開ける
この2点です。
2点とも、
材を向きによって接合出来なくなる
ことを回避するために必要なことです。
そこで、有名な平行リンク機構を使って、次のように作ります。
設計のポイントは、
①基準線を把握するための切り欠き(赤い丸の部分)
②基準線(緑)に対し左右対称に配置
③平行リンク機構により、任意の厚みの材の中心に穴を合わせることが出来る。
です。
穴が三つ空いているので、真ん中の一つだけで使用することもできます。
いろんな人の作り方を参考にさせていただきました!
このため精度が求められる材は
赤色の部材です。これの穴の位置で精度が決まるという訳です。
また、平行リンクを作るために緑色のビスの位置も大切です。
そこで、レーザーカッターで作る場合と手で印をつけて作る場合と比較しようと考えています。
作業順は、
各部材に穴を開ける。この作業の精度が後々効いてくるはずです、、、!
穴にスペーサーを挟む、この時、間に挟む板の分だけ隙間をあけておきます。
ボルトを止める。(締めすぎない)
ねじを締めて、平行リンク機構作成、微調整、、、、。
を考えています。
次回、これに合わせた治具を設計します。
その後に、実機の製作を行いたいと思います!!