NAGOYA Archi Fes 2019 VR×建築展示レポート(アンケート編)

こんばんは、まこと@virtualDIYerです。

先日の

「NAGOYA Archi Fes 2019 VR×建築展示レポート(企画編)」

に続きまして、展示体験者に対するアンケートのまとめをしていきたいと思います。

それでは早速行きましょう。


アンケート一覧

今回の展示企画の体験者に対して、体験終了後にアンケートへのご協力を呼びかけました。
当日発行していた整理券の裏にQRコードが載っていて、そちらからお願いする形です。
体験終了後にアンケートにご協力頂き、約半数の27人に回答頂きました!!

今回実施したアンケート(一部抜粋)はこちらです。

  1. 年代
  2. VR経験の有無(と何で体験をしたのか)
  3. 体験の動機
  4. 体験時間
  5. 移動方法について
  6. VRに対する印象の変化
  7. 今後どのようなイベントに参加したいですか?

 


アンケート結果

まずはアンケート基本データである回答者の1.年代から。

 

結果からわかる通り、回答して頂いたのはほとんど10代,20代の学生です。


続いて、2.VR経験の有無です。

はい、と答えた人は、このような場所で体験しているそうです。

個人的な感想ですが、アテンドで説明している時の印象よりも、アンケートでの回答にあるVR体験した事ある方が多いな、と感じました。

もしかしたらVR経験者で回答してくれた方が多いのかもしれません。。


それでは、3.体験の動機です。

約半数の方はもともと興味があったそうです。こういった展示でないと体験する機会がないのでしょうか?


それではここからは体験についての質問になります。

 

まずは、4.体験時間(2コンテンツ+操作説明:15分)についての質問がこちら。

ちょうど良い。との回答が7割程度、短い。が3割程度です。

長い。と答えた方がいらっしゃらなかったのは、とても嬉しいことでした。適切なボリュームだったかなと思います。
(ちなみに、気持ち悪くなったという話も聞きませんでした。)

実際、説明時間は5分もとらなかったので、コンテンツ当たり6分程度かと思います。

中には15分ずっとサヴォア邸、住吉の長屋を見ていた方もいらっしゃいました。

 

私は、基本的に体験中は動き回っていただいて、見どころの近くでは説明をする、といったアテンドをしていました。


続いて、5.移動方法について

今回は、UE4テンプレートにあるワープ移動を採用しました。

図のように、コントローラー操作でワープアイコンが出て、円形の中心に矢印の方向を向いて移動するものです。

これが迷ったりするか否かを聞いてみました。
慣れてる人は大丈夫なのですが、初体験の方はどのように感じるのか、、、。

意外と、迷ったりしなかったそうです。

もちろん、あらかじめ操作法を説明した上での結果です。

学生や若い人が中心だから順応が早かった、という可能性ももちろんあります。


1番聞いてみたかった、6.VRに対する印象の変化!!

一部抜粋してご紹介します。

皆さんVR×建築の可能性を大いに感じていただけたようです、、、、!!

自由記述でありました、「どのように活用しようと思いますか」の質問には

このような反応がありました。

体が不自由な方へのVR(上から3番目」)というのは面白そうですね!

こういった提案をどんどんしてもらいたいと思います!


最後は、7.今後どのようなイベントに参加したいですか?

Unreal Engine4,Unityなどゲームエンジンの講習会に参加したい方が、4割超いらっしゃいました!!

元々の期待もあったのかもしれないですが、建築学生にVRの可能性は伝わったのかもしれないですね!

建築学生がどんどんVRを使うようになっていけば嬉しいですね〜!!


おわりに

今回、私は企画提案と住吉の長屋の展示で参加させて頂きました。

このためにUE4によるVR技術を勉強し、自分が成長出来たと共に、体験者にVRの可能性を感じて貰えたことを大変嬉しく思います。

今後ともこのような企画が続き、建築分野でxRがひろがって行くことを望んでいます。

 

しかし、

VR等の技術は建築ではまだまだ未熟であり、ゲーム業界や、VRChatの有志の方々に大きく遅れを取っているのは間違いありません。

建築×VRやってみた!

だけでは通用しない段階がすぐにやってくる

と思います。

その時、

建築の人間がVRをやる意味とは何なのか、

建築×VRは何が嬉しいのか

を考えてみれたらいいな、考える人が増えるといいな。

そう思ってもいます。

 

私の記事が誰かのお役に立てれば幸いです。それではまた。

 

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